PostEMPスクール第41回「プロジェクト評価の実務 ~神戸の夜景は何万ドルか~」
スピーカー | 今野水己さん(第19期修了生) |
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内容 | 「プロジェクト評価の実務 ~神戸の夜景は何万ドルか~」 |
今回のPost EMPスクールは19期の今野水己さんがスピーカーでした。
三菱総合研究所にて、15年間、公共政策の評価、各分野の事業評価手法の整備に幅広く関わっていらっしゃったご経験から、公共事業評価制度についてその目的や経緯、理論、実際の手法についてお話していただきました。道路事業の費用便益分析、農道整備事業の費用便益分析、治水事業の便益計測、貨幣換算の難しい効果の評価(CVM)のご説明や、応用事例として都市景観を経済的に評価する手法の研究を紹介いただき、事業評価の課題など国のマニュアルを作っていらっしゃったお立場からの大変興味深いお話をお伺いすることができました。(三菱総合研究所の会社案内もしていただきました)
質疑応答では、参加者から活発な質問があり、数字だけにとらわれず総合的に評価することが大事であるということなど、さらに理解を深めることができました。懇親会は和やかなムードでよい会となりました。今野さん、ありがとうございました。